アルバムに大切な写真を整理する方法とポイント

写真整理

「アルバムに大切な思い出の写真を整理したい。」と思っても、数ヶ月分、数年分と溜まってしまった写真を整理するのは大変という方も少なくないのではないでしょうか。

特に子どもやペットの写真は、膨大な数になってしまうことも多いので、手を付けるのが億劫になってしまうこともあります。しかし、せっかく撮った思い出の写真たちを、そのまま放置してしまうのはもったいないですよね。

そこで今回は、アルバムに写真を整理したいと思っている方に向けて、アルバムで写真整理をする方法やポイントを紹介します。アルバムにもさまざまな種類や特徴があるので、自分にはどういったアルバムに写真を整理するのが合っているのか、検討するヒントにしてみてください。

[講師]Tolanca(トランカ)編集部

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写真整理を始める前に決めておきたい3つのこと

写真整理

写真整理をする目的

写真整理をする目的を事前に整理して明らかにしておくことで、写真整理の作業をスムーズに行えます。また、目的を明らかにすることで写真整理への楽しみもできます。

「写真の量を減らしたい」「子供の成長を振り返りたい」「見たい写真を見たいときにすぐに見たい」など、写真を整理する目的はそれぞれです。

自分が写真整理をするのはなぜなのか、写真整理を始める前に一度考えてみましょう。

写真選びのテーマ

気に入った写真をただやみくもにアルバムにしてしまうと、アルバム全体のまとまりがない印象になってしまうため、写真を選ぶテーマを事前に決めておくのがおすすめです。

たとえば子どもの写真をまとめる場合には、運動会などの学校行事、誕生日や家族旅行など、テーマを決めて写真を選んでみましょう。

そのほか、子どもやペットなど、被写体をテーマにして写真を選ぶ方法もあります。ペットの場合には、毎週・毎月選りすぐりの写真数枚を厳選して選ぶようにするのもいいかもしれません。

写真の保存形

アルバムを作成するときには、実際に使用するアルバムなどの枚数に合わせて、構成を考えながら写真を選ぶことができます。

そのため、事前にどういった形で写真を保存したいのか、保存方法を決めておくことが望ましいです。

具体的な写真の保存形としては、フォトブックや手作りアルバムとして保存、フォトフレームで飾る、クッションやマグカップなどグッズにして飾る、USBやCD・DVDに保存する、といったさまざまな方法があります。

写真整理におすすめ!アルバムの種類と特徴

フォトブック

フォトブックは、スマホで撮った写真やパソコンに保存してある写真データを使用してつくります。

手作りアルバムをつくるときのように1枚1枚写真を現像する必要がないので手間がかからず、簡単につくることができます。

テンプレートを活用しておしゃれにレイアウトすることができるので、「センスがないからアルバムがつくれない」「デザインを考えたりするのが苦手」という方でも簡単にクオリティの高い写真整理ができる点が特徴です。また、文字の入力もできるので、写真を撮ったときの気持ちをそのままフォトブックに残せます。

一つ例にとってご紹介するのは、Photobackというフォトブックサービスです。7種類のコンセプトが異なるフォトアルバムが揃うPhotoback。例えば、人気ラインナップの1つである「FOLIO(フォリオ)」では、卒業アルバムなどにも使われている製本が特徴的で、特別な記念や大切な瞬間を残すのに向いています。44種類のテンプレートを活用できるので、レイアウトを考えるのが苦手な方でも、簡単にプロ級のアルバムをつくれるでしょう。また、自宅にいながら編集、注文から受け取りまで行えるので、仕事や家事が忙しくて時間がないという方にもおすすめです。

Photobackでフォトブックをつくる
フォトブックってなんだろう?【フォトブック入門1】

ポケットタイプ

ポケットタイプのアルバムは、現像した写真をアルバムのポケットに差し込んで整理していくタイプのアルバムです。

現像した写真をポケットに入れていくだけなので、現像さえしてしまえば手軽に簡単にできるのポイントです。スマホの作業が苦手な方におすすめです。

ポケットの横にコメントを記入できるタイプのものもあるので、写真1枚1枚に手書きでコメントを残すようにしたい、という方にもおすすめです。

フリー台紙タイプ

フリー台紙タイプのアルバムは、台紙とフィルムの間に写真を挟んでいくタイプのアルバムです。写真の表面がフィルムで覆われるので、写真が色褪せにくくキレイな状態で写真を保つことができます。

現像した写真を切ったり、複数枚の写真をつなぎあわせたり、コメントを書いたりと、自分が好きなようにつくることができます。

写真とともに思い出のパンフレットやチケットを挟んだりもできるので、手作り感あふれるアルバムを作りたい、思い出の品もそのまま一緒にアルバムにしたいという方に最適です。

スクラップタイプ

スクラップタイプのアルバムは、フリー台紙タイプと同様に、台紙に直接写真を貼ったり、コメントを記入したりと自分でつくり上げるタイプのアルバムです。

カラーペンやデコレーションシールをなどを使ってデザインしたり、イラストを書いたり自由につくれます。

デザインを考えたりするのが好きな方、デコレーショングッズを活用してアルバムをつくりたい、という方におすすめです。

写真の上を覆うフィルムなどがない分、アルバムを開いてすぐに写真やコメントを付けたしたりできるので、頻繁にデコレーションをしたりアレンジしたいという方にもおすすめです。

簡単にアルバムで写真整理する方法とは?大量の写真を取捨選択するポイント

写真整理
  • 思い出の詰まった大量の写真を取捨選択するのは、なかなか難しいですよね。そこで、簡単にアルバムで写真整理する方法を下記の3つのポイントに絞って紹介します。
  • ・消去法で候補の写真を減らす
  • ・目がキラキラしている写真を選ぶ
  • ・動きのある写真を選ぶ

それでは順番に詳しく解説します。

消去法で候補の写真を減らす

ピンボケしている写真や目を瞑っている写真手ブレが激しい写真表情があまり好きではない写真などは、消去法で候補から外していきましょう。

消去法で写真を取捨選択することで選択肢を減らせるので、自分の本当にお気に入りの写真だけを残せます。厳選したお気に入りの写真だけで写真整理できるので、思い出を振り返りながら楽しく写真整理ができます。

候補から減らした写真は削除することに抵抗がある場合、スマホやパソコンのデータ上に残しておくことをおすすめします。写真を残す場合は、新しいフォルダをつくり、アルバムで使用する写真とフォルダを分けておきましょう。フォルダを分けることで、必要な写真とそうでない写真が一目でわかるので整理しやすくなります。

目がキラキラしている写真を選ぶ

目がキラキラした写真や目がキレイに映っている写真は、インパクトがあるのでおすすめです。アルバムを開いたときに、視界に入りやすくアルバムページ全体にも明るい印象を与えてくれます

子どもやペットの写真、顔のアップ写真、上半身の写真などがたくさんあって迷ったときは、被写体の目に焦点を充てて選びましょう。

動きのある写真を選ぶ

動き回る子どもやペットの写真を撮るときには、1シーンでたくさん撮ったり連写機能を使って写真を撮ることもありますよね。

そのため、同じシーンの写真がたくさんあって迷うという方もいるかもしれませんが、あえて動きを付けるために同じシーンの写真を複数枚選ぶという方法もあります。

これにより動画のような動きのあるアルバムが出来上がるので、写真を撮ったときの場面や思い出を振り返りやすくなります。

動きのある写真を選ぶときには、アルバム見開き1ページに収まるようにアルバムのページの収納枚数も考えて選ぶことで、まとまり感も出るのでおすすめです。

まとめ

写真をアルバムに整理する方法やポイントを紹介しました。アルバムにもさまざまな種類があるので、アルバムへの写真の整理方法もさまざまです。

自分がどういったアルバムに写真を整理したいのか、自分が興味のある写真整理方法を見つけることで、アルバムつくりが苦ではなく楽しいものになります。

ぜひ、自分のお気に入りのアルバムへの写真整理方法を見つけて、思い出の写真を保管してみてくださいね。

この記事を書いた人
Tolanca(トランカ)編集部
  1. Tolanca(トランカ)編集部

Tolanca(トランカ)は、これからフォトライフをたのしみたいというカメラ初心者のためのフォトライフWEBマガジンです。「写真のたのしさをもっと身近に。」をテーマに、写真の撮り方や活用の仕方、撮影スポットの紹介など、日常のフォトライフを豊かにする情報をお届けします。