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クリスマスシーズン目前、街の中でもキラキラと輝くイルミネーションをたくさん目にする季節になりました。
イルミネーションを記念に残そうと写真に撮ってみたけれど、思い通りに撮れない…
そんな経験をしたことはありませんか?
そんな難しいイメージのあるイルミネーション撮影ですが、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラ、スマホでも基本的な撮り方を覚えれば、キレイな写真を残すことができます。
今回は、今年こそ後悔しないために、イルミネーションをキレイに撮影するポイントをご案内します。
[講師]Tolanca(トランカ)編集部
ポイント①“夜景モード”で簡単撮影
イルミネーションといえば夜の撮影。夜の撮影が難しいのはやっぱり「暗い」からですよね。
一眼レフ初心者だと、カメラの設定もどうしたらいいのかわからない方が多いと思います。
そんなときに使えるのが、カメラの“夜景モード”。
マニュアルモードだと、シャッターを切る前に、ISO感度を設定したり、露出を測ってセッティングしたり…と、前準備が必要ですが、夜景モードならカメラが自動で設定してくれるので、手間いらずです。
カメラフィルターを使ってより幻想的に
目で見た感じのキラキラ感を写真でも残したいところですが、夜景モードだけではなかなか難しいのも事実。そこで、おすすめなのが、「カメラフィルター」を活用する方法です!
イルミネーションの撮影におすすめのフィルターは2種類あります。
おすすめフィルター1 クロスフィルター
イルミネーションをよりキラキラに輝かせるには「クロスフィルター」を使いましょう。クロスフィルターは、その名前のとおり、イルミネーションの点光源をクロス状の光にしてキラキラと輝かせます。
※お持ちのカメラの機種により、対応する商品が異なりますので、購入時はご注意ください。
おすすめフィルター2 ソフトフィルター
イルミネーションをよりふんわりした光で幻想的に表現したいなら「ソフトフィルター」を使いましょう。ソフトフィルターには、イルミネーションの光をやわらかく広げる効果があります。
※お持ちのカメラの機種により、対応する商品が異なりますので、購入時はご注意ください。
フィルターについてもっと詳しく知りたい方はこちら!
夜景モードでの撮影の際はここに注意して!
夜景モードでは、通常全体にピントがくるように設定されています。
背景をボカしたりはできないのでご注意を。
イルミネーション全体を美しく撮影するときに使うのがおすすめです。
ポイント②背景をボカすなら“絞り優先モード”を活用
背景がボケた写真って雰囲気があってステキですよね。
そんな写真を撮るときにおすすめなのが、“絞り優先モード”。
“絞り優先モード”は、自分の好きな絞り値(f値)に合わせれば、カメラ側が露出を測って、シャッタースピードを自動で決定してくれます。
絞り値を小さくすればするほど、ピントがあったところ以外はボケやすくなります。
ただし、f値が小さいほどピントの合う範囲が狭くなりピント合わせが難しくなりますので、調整して撮影してくださいね。
背景をボカしたイルミネーションを撮る際は、ISO感度を1600以上に設定し、 絞り値はf8値に設定するのがおすすめです。
ボカしの応用テクニック
ボカすというと被写体より奥の物をボカすイメージが強いですが、ボカす対象を被写体より手前にもってくる「前ボケ」という方法もあります。
コツはカメラのフレーム沿いにボカす対象をもってくること。
奥行きができて、よりロマンチックに映りますよ。
ポイント③1番の難関!手ブレを無くしてステキな写真に
イルミネーションや夜景の撮影で1番気になるのが、手ブレ。暗い中での撮影は、どうしてもシャッタースピードが長くなりブレやすくなります。だからこそ、まずはカメラをしっかり固定できるようにしましょう。
三脚に設置するのが1番ですが、荷物も増えますし、そもそも三脚を持っていない!という方も多いと思います。そんなときは、ベンチなどカメラを固定できる場所に置き、さらにシャッターを押すときの振動を防ぐためにセルフタイマーで撮影してみてください。
これだけでブレが防げますよ。
三脚もベンチや固定できる場所もない…そんなときは
どうしても固定できるものがない、人混みの中で三脚を設置するのも心苦しい。
そんなときは仁王立ちになり、しっかりと脇をしめて撮影すると、ある程度の手ブレは改善できます。
手すりに腕を置いたり、壁に寄りかかったりしながら撮影するのも手ブレを防ぐのに効果的です。
ポイント④イルミネーションの前で記念写真を撮るときは
キレイなイルミネーションだからこそ、記念写真が撮りたいですよね。でもイルミネーションに露出をあわせると人物の顔が暗くて見えない…なんてことも。人物の表情もとらえるなら、フラッシュを活用すると人物の顔までキレイに撮影することができます。一眼レフなら露出に関係なくポップアップ式で発光できますので、ぜひ活用してみてください。
イルミネーションの前で撮影する際はここに注意!
背景のイルミネーションと前に立つ人の距離が近いと、イルミネーションの配線まで映り込んで雰囲気台無し…なんてことになりかねません。
距離は十分とって、背景のイルミネーションまでフラッシュの光が届かないようにしましょう。
ポイントを押さえてイルミネーションを素敵に撮ろう
いかがでしたか?イルミネーションの撮影といっても様々。難しそうと思われる撮影もいろんな設定を組み合わせたり、ちょっとしたポイントをおさえたりすることでキレイな写真が撮れるように。
撮影シーンにあわせて設定して、素敵なイルミネーション写真をたくさん残してくださいね。きっと素敵な思い出の1ページになりますよ。