七五三シーズン到来!お子さまの記念すべき晴れの日の写真は、素敵に残したいですよね。
七五三の記念撮影は、大きく分けるとスタジオ撮影、出張カメラマン撮影、自分で撮影の主に3パターン。
自分で撮影する場合は、費用も抑えられ、枚数もたくさん残せるうえに、なにより自由に撮影できるのが最大のメリット。縛られたくない!とお思いのママパパさんにおすすめです。
でも、どんな準備が必要なの?どんな風に撮影すればいいの?など不安もいっぱい。
今回は、「自分で撮影したい!」というママパパさんに向けて、後悔しないための撮影準備や撮影のポイントをお伝えします!
[講師]Tolanca(トランカ)編集部
どんな写真が撮りたいかイメージを固めましょう
撮影前の準備として、まず考えてほしいのが、どんな写真を撮りたいのかをイメージすること。
着物の雰囲気が1番わかる全身撮影やとびきりの笑顔、祈祷中の真剣な表情、千歳飴や髪飾り…など、七五三で撮りたいポイントはたくさんありますよね。
ですが、ここでしっかりイメージを固めておくと撮影がスムーズで、当日困った…!ということも回避できます。
プロカメラマンも行うイメージを固める方法
撮影前にイメージを固めるのは、プロのカメラマンも行っている方法です。
たとえば、表情やポージング、場所など自分が撮りたいイメージと近い画像をWEB上で検索したり、撮りたいポイントをノートに書き出しておいたりすることが大切です。
ロケハンで撮りたい場所をリサーチしましょう
撮影したいイメージが決まったら、撮影する場所に実際に赴いて現場をチェックしておきましょう。
これはプロのカメラマンもよく行う「ロケハン」という方法です。
当日、どこで撮ろうか…と迷っていると、お子さまが疲れてしまいますよね。
ロケハンを行うことで、当日お子さまにストレスをかけなくて済みますし、当日の動きもシミュレーションできます。
神社で撮影をしようと思っている場合、ロケハン時に撮影可能かNGかも確認しておきましょう。
特に、祈祷中の撮影は神社によって方針が様々ですので、確認は必須です。
ロケハンの際のチェックポイントはココ!
- ・最初に固めたイメージの写真がどこで撮影できるかチェック!
イメージの画像を出力したり、スマホに画像を保存したりして現地で見比べて。 - ・光の加減をチェック!
お天気にもよりますが、実際に撮影する時間に確認すれば、当日の光もイメージしやすいです。 - ・実際にカメラを覗いてチェック!
レンズで覗いたイメージが確認でき、後日資料にも使えますよ。
お支度風景でいつもと違う子どもの表情をキャッチ
着物へのお支度は、お子さまもいつもと違う雰囲気に興味津々!
ドキドキわくわくしてお子さまの目がキラキラしていたり、場合によっては不安そうにしていたり。
そんなお支度シーンでは、普段あまり見れない表情がたくさん撮影できます。
ママパパがいるとどうしてもそちらに気がいってしまいがち。
着付けに真剣になっている表情を逃してしまわぬよう、撮影時はカメラマンになりきって気配を消してみましょう。
時々姿を表す程度がベストです!
そのほかオフショットでいろんな表情をキャッチ
- ・千歳飴をもらったときの笑顔
- ・じぃじばぁばと手をつないで歩いている姿
- ・参拝が終わったあとの寝顔
など、何気ない写真をパシャっと撮っておくと、あとからアルバムやフォトブックにまとめるときに、単調にならず、ストーリーのある一冊がつくれます。
記念の晴れ着姿は寄り引きでたくさん撮影しましょう
忘れてはいけないのが、晴れ姿の記念撮影。
全身撮影は、着崩れ、髪崩れする前に、一番最初に撮影しておきましょう。
全身の撮影が終わったら、意識してほしいのが、寄り引きのバリエーション撮影もしておくこと。
一眼レフカメラで撮影する場合、引きで神社の雰囲気を取り入れるなら、カメラの絞り値をf22以上にして背景をはっきり見せるように撮影すれば、定番の記念写真に。
寄りで表情をクローズアップするなら、絞り値をf8程度にすれば、背景がぼやけてお子さんの表情がひきたちます。
そのほか寄り引きが活用できるカットはこちら
- ・ママの手づくり髪飾りはヘアスタイルとセットで寄り撮影
- ・後ろ姿も引きでしっかり残して。歩いている姿も周りをぼかせばステキに
- ・笑顔をしっかり残すなら、やっぱり寄り!顔の上下が少し切れるくらい寄ってもOK!
家族の記念写真はやっぱり鳥居や境内の前が最適!
せっかく七五三の記念写真は家族全員での写真も残しておきたいものですよね。
家族の集合写真は、やっぱり神社の鳥居や境内の前で撮影するのが一番です。
複数人の撮影は背景にも気を使うもの。
神社の拝殿前なら、背景に悩まず、建物が切れても全体が入っても、またぼやけてもしっかり映っても、絵になること間違いありません。より七五三らしさが演出できます。
家族の記念写真を撮るときは…
自分で家族の記念写真を撮影するとなると、自分が映れないという悩みがつきもの。
そんなときは三脚を活用しましょう。
三脚にセットでリモート撮影ができるレリーズもあればなお◎。
楽に撮影できます。もちろんレリーズが無くても、セルフタイマーで解決できます。
いかがでしたか?
自分で撮ると思うとハードルが高いように感じますが、ポイントさえ押さえて、カメラの設定に任せてしまえば、自分でも撮影できます。
パパやママが愛情を込めてシャッターを切った一枚は、思い出深いもの。
自分で撮影することで、忘れられない思い出になること間違いありません。
ぜひトライして思い通りのステキな写真を思い出に残してくださいね。