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すっかり秋らしくなる10月。食欲の秋、運動の秋、睡眠の秋など、秋を象徴する言葉は数多くありますが、実は写真撮影にももってこいの季節です。
そこで今回は、10月におすすめの被写体をご紹介します。被写体ごとの撮影のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
[講師]フォトグラファー aimi
10月の写真撮影のコツ
10月に入ると、すっかり秋らしい気候になります。残暑もなくなり、涼しい風に吹かれながら行う撮影は、とても気持ちのいいものです。暑い時期にはできなかった長時間のロケ撮影も、10月になれば試すことができます。秋らしいスポットを選んで、たくさんの写真を残しましょう。
10月におすすめの被写体|行事
ここからは、10月におすすめの被写体を、カテゴリーごとにご紹介します。まずは、10月を象徴する行事です。秋らしい写真の撮影にそなえて、ぜひチェックしてくださいね。
ハロウィン
ハロウィンは、10月31日に開催されるヨーロッパで生まれたお祭りです。日本では、ドラキュラや魔女など、さまざまな怪物の仮装を楽しむイベントとして広まっています。家族や友人とともに、楽しく盛り上がる姿を写真におさめましょう。
かぼちゃのランタンやコウモリなど、ハロウィンを象徴するものを小道具として用意すると、かわいい写真が撮れます。また、小道具が用意できなくても、オレンジ・紫・白・黒のものを入れることで、ハロウィンの雰囲気を演出できますよ。
ハロウィンで撮った写真は「ハロウィンブック」にするのもおすすめです♪
運動会・体育祭
10月10日はスポーツの日です。10月に運動会や体育祭が開催される地域も多いのではないでしょうか。運動会や体育祭は、お子さまの一生懸命な姿を写真におさめる貴重なチャンスです。
運動会や体育祭の撮影には、望遠レンズがあると便利です。近くで撮影できない時も、表情までしっかり撮影できます。望遠の写真をうまく撮影するポイントは、シャッタースピードを早めに設定することと、手ブレに気をつけることです。三脚があれば使用しましょう。
レンズの違いについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
10月におすすめの被写体|風景
続いて、10月の撮影におすすめの風景をご紹介します。10月は太陽光線が程よくやわらかく、自然な影を演出してくれるため、風景の撮影がしやすくなります。普段はあまり風景写真を撮らない、という方もぜひこの時期にチャレンジしてみてください。
紅葉
涼しい地方や高地では10月に紅葉の見ごろを迎えます。以下に10月におすすめの紅葉撮影スポットをまとめました。
紅葉スポット | 例年の見ごろ |
乗鞍高原(長野県) | 9月下旬〜10月下旬 |
八甲田連峰(青森) | 10月上旬〜10月下旬 |
白山白川郷ホワイトロード(石川県〜岐阜県) | 10月上旬〜11月上旬 |
昇仙峡(山梨県) | 10月中旬~11月下旬 |
鳴子峡(宮城県) | 10月下旬~11月下旬 |
高台寺(京都府) | 10月下旬〜12月上旬 |
風景としての静的写真はもちろん、観光地ではあえて人物を入れることで、生き生きとした動的な写真が撮れます。
おすすめは、三脚を使用した長時間露光(シャッタースピードを遅くする)撮影です。ISO感度を低く、F値(絞り)を高く設定して、シャッタースピードを遅くできるようにします。人物の動きときれいな紅葉のコントラストが幻想的に撮れますよ。
コスモス
秋の風にふわふわと揺れる姿が印象的なコスモスも、10月に多くの場所で見ごろを迎えます。淡いピンクの優しい色合いは、子どもとの相性ばつぐんです。以下にコスモスのおすすめの名所をまとめましたので、ぜひ撮影旅行に出かけてみてくださいね。
コスモスの名所 | 例年の見ごろ |
鷲ヶ峰コスモスパーク(和歌山県) | 9月下旬〜10月中旬 |
生駒高原(宮城県) | 9月下旬〜10月中旬 |
国営ひたち海浜公園(茨城県) | 10月上旬〜10月下旬 |
あけぼの山農業公園(千葉県) | 10月上旬〜10月下旬 |
能古島(福岡県) | 10月上旬〜11月上旬 |
カラフルなコスモスの花は青空との相性がいいので、天気の良い日の撮影がおすすめです。花の高さ近くまでカメラの位置を下げて撮影すると、無駄なものが入らず、奥行きのある写真が撮れます。また、夕日を利用して逆光気味に撮ると、とても幻想的な写真がとれますよ。
10月におすすめの被写体|おでかけ
次は、10月の被写体におすすめのおでかけスポットです。人物が主役の写真撮影におすすめのおでかけ先をご紹介します。
梨狩り・ぶどう狩り
10月は、梨狩り・ぶどう狩りシーズンです。梨狩り・ぶどう狩りのできる農園で撮影することで、簡単に10月らしい写真が撮れます。おいしい秋の味覚を楽しみながら、すてきな写真が撮れるなんて最高ですよね。
撮影のポイントは、絞りを開けて被写体の前後にボケをつくり、奥行きを演出することです。晴れている日の撮影は、白飛びに注意してシャッタースピードを早めに設定しましょう。
木の実拾い
近くの公園など、ちょっとしたおでかけでも秋らしい写真を撮ることができます。カメラを持って、大きな木の下を見に行ってみましょう。どんぐりや松ぼっくり、紅葉した葉っぱなど秋らしいものがたくさん見つかります。
子どもの一生懸命に拾う姿はもちろん、かわいい手とともにアップで撮影するのもおすすめです。木もれ日をうまく利用することで、さらに秋らしさを演出できますよ。
10月の秋らしい色合いを写真に残そう
今回は、10月らしい写真を撮るためにおすすめの被写体をご紹介しました。長時間外にいても過ごしやすい10月は、写真撮影にぴったりです。10月の秋らしい色合いを探して、ぜひ楽しみながら撮影してみてくださいね。