みなさんは日々撮る写真の加工をしたことがありますか?画像編集ソフトを使ってレタッチを試みたけど、なかなか思うようにいかないという方もいるのではないでしょうか。
慣れればとても便利な編集ソフトもカメラ初心者にとってはハードルが高いというもの。そこで今回は、4人の写真ブロガーとTolanca編集部によるもっとお手軽にできるおすすめレタッチの方法をご紹介します。この記事を参考に、自分に合ったレタッチの方法を見つけてみてくださいね。
[講師]Tolanca(トランカ)編集部
感覚操作可能なルミナ―を使おう!|morononnさん
まずは、トラベルフォトグラファーのもろんのん(@moron_non)さんおすすめのレタッチソフトLuminar 3。
Luminar 3は一言で表すと、ビギナーでも簡単に感覚的に使うことができる、コスパ最強PCレタッチソフトです。
まず最初に感じたのは、説明なしで感覚的に、いじることができる点でした。
細かい見慣れない謎のツールアイコンやバナーなどが少なく、非常にシンプルな作りとなっているので、普段からスマホのアプリを使っている、私のようなレタッチソフトビギナーでもわかりやすく使い始めることができました。
Luminar 3を使っていて一番感動したのは、AIフィルターです。その中でも、AIスカイエンハンサーというのがあり、写真の奥行き、空の深さを見極め、コントラストをはっきりさせたりディテールをクリアにしてくれます。
レタッチソフトビギナーにもオススメ!簡単、感覚操作可能なルミナーの魅力
by moronnon
ブログでは、もろんのん(@moron_non)さんがレタッチで重要視するポイントや実際にLuminar 3を使ったレタッチの方法を紹介しています。詳細は下記の記事をご覧くださいね。
明るさを調節するだけで写真が劇的によくなる!|CameraGirlsさん
続いては、カメラガールズ編集部イワサキトモミさんのレタッチ術。「Lightroom Classic」を使用し、明るさだけに着目した簡単なレタッチ方法を紹介しています。
一番はじめに着目するのは、露光量。
露光量を上げたり下げたりすると、写真全体の明るさが明るくなったり暗くなったりします。この露光量はレタッチするときに真っ先に調整すると、その後の調整がしやすくなります。
雪のシーンにありがちなのですが、カメラの設定をオートにしていると雪の白さが基準になって全体が暗く写ってしまうことがあります。さらに日中屋外で眩しい時はカメラの液晶がよく見えないことがありますので、後から明るさを調整する方が簡単です。
【初心者向け】明るさを調節するだけ! 写真が劇的によくなるレタッチ術
by カメラガールズ編集部イワサキトモミ
露出量以外にも、コントラスト(明暗差)・白レベルと黒レベルの調整・ハイライトとシャドウなどのレタッチについても、実例写真を用いて紹介しています。詳細は下記の記事をご覧ください。
基本に立ち戻ったレタッチのやり方|Yutoさん
レタッチ(現像)の本当に基礎の部分を簡潔にまとめたこちらの記事は、写真家のYutoさんのブログ。
画像編集ソフトの「Lightroom」「Photoshop」の入手方法から実際の使い方まで紹介されています。
レタッチを行う理由としては
写真を自分の仕上げたいイメージに近づけたいから使う
レタッチをする理由はこれに尽きますね。
画像編集ソフトを使うと写真を思い通りに描くことができます。
【初心者向け】誰でもできる楽しい画像編集加工(レタッチ・RAW現像)
by Yuto
と綴っています。
また、レタッチのやり方を説明しているブログはいろいろありますが、基礎に立ち戻り
- 現像の着眼点を見つける
- 表現するものによって現像方法が変わる
- 見せたいものを見せるコツ
- トーン調整で気をつけること
- 色調整で気をつけること
を簡単に説明しています。より詳細な説明は、以下より確認できますので、ぜひご覧くださいね!
そもそもレタッチってどう勉強するの?|Shojiさん
続いては、「自分でもっとレタッチしたい!とかもっといろんな人のレタッチを参考にしてみたい!」と感じている方にぴったりのブログ記事です。
shojiさんのブログでは、shojiさんご自身がレタッチを学ぶ上で実際に行った方法を紹介しています。
いくら上手な人の作例を見たり、レタッチの手順を学んでも、それだけでは絶対に上達することはありません。最終的には自身で撮影した写真に対して、学んだことを活かしながら自分の手でレタッチをする必要があります。
厳しいことを言いましたが、言いたいことは頭でっかちにならずにレタッチしてみましょう!ということです。人から学ぶことは非常に大事なことですので、まだレタッチの経験が少ない人はどんどん上手な方のやり方を吸収しましょう!
【カメラ初心者】レタッチの勉強方法を知ろう!おすすめの方法をご紹介します!
by shoji
と、レタッチをする上でのマインドセットから解説してくれます。さらに、レタッチを勉強する上で参考にした本やYoutubeなども紹介されていますので、ご自身にあった勉強法がきっと見つかるはずです!詳細は下記よりチェックしてみてください。
そもそもその写真はレタッチに向いている?|Tolanca(トランカ)編集部
最後にTolanca(トランカ)編集部からもレタッチについてのおすすめ記事をご紹介します。
みなさんは、どんな写真がレタッチに向いているかご存知ですか?
初心者でもレタッチのしやすい写真は「人物」「料理」「風景」を被写体とした写真だといわれます。特に人物を大きく写した写真や料理単品の写真はレタッチがしやすいです。
遠くにいる人物の写真なら同時に風景写真のレタッチの練習にもなりますし、風景写真ならいろいろな風景の写真を扱うことでさまざまなテクニックを学べます。
逆に、料理のお皿に照明が反射して白飛びしている写真や逆光の写真はいずれも調整が難しいので、初心者は避けたほうが無難でしょう。
これらの写真をレタッチするコツは、以下の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもご覧ください。
今回は、4人の写真ブロガーとTolanca編集部によるもっとお手軽にできるおすすめレタッチの方法をご紹介しました。なかなか自分のイメージ通りに写真が撮影できない人は、ぜひこれらの記事を参考にして、レタッチを試してみてくださいね!