昔の写真やネガフィルムを発見!すっきり整理整頓できる方法とは

写真整理


みなさん、こんな経験はありませんか?
「昔のネガフィルムが出てきたけどいつ撮った写真だろう?」
「部屋を整理していたら、アルバムに入っていない昔の写真がたくさん出てきた」

こんな時、発見しても整理するのが面倒でそのまましまい込んでしまうことも多いのではないでしょうか。しかし、昔の思い出は処分できない大事なものですよね。

ネガフィルムやバラバラの写真を、効率よキレイに保管するにはコツがあります。いつでも思い出を見返せるように、基本の整理方法や最新のデータ化についてもご紹介していきます。

[講師]ライター 大室さゆり

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まずはジャンル別にわける

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バラバラで発見された写真は、年代や撮影場所もすべて混ざっていることがほとんど。収納する前に、まずはジャンルごとにける作業からはじめてみましょう。

そうすることで、あとで収納したときにも振り返りやすくなります。

年月別にわける

撮影した年月がわかれば、月ごとや年ごとにまとめておきます。また、例えば赤ちゃん時代であれば齢別に、学生時代の写真であれば学年別にもわけることができます。

年月ごとにするのは一番定番でもありますが、やはり成長がわかりやすく思い出もたどりやすいのでおすすめです。

ネガフィルムの場合、どの年代かわかりずらいのでカラー化できるアプリなどを使うとしわけやすくなります。

行事別にわける

一番写真が増えるタイミングといえば、やはり行事のときですね。学校の運動会や発表会、修学旅行や式など。

家族であれば、旅行や子どもの誕生日などのジャンルにわけることができます。その他の普段の写真は、日常ジャンルとしてまとめておきましょう。

行事ごとにまとめると、その時の思い出をじっくり思い出せるのでよいですね。

被写体別にわける

少し変わったしわけかたですが、被写体別にわけるのも楽しいです。だれとどこで撮ったのかを確認してみましょう。

細かいしわけが大変な場合は、友達カテゴリと家族カテゴリのように簡単にわけてもよいでしょう。

小さいアルバムを活用して、被写体別や場所別のアルバムを作ってみても面白いですね。人物ごとの歴史を振り返ることができて、まるでムービーのような仕上がりになります。

収納に適切な入れ物を選ぶ

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しわけが終わったら、次は収納です。写真やネガフィルムの整理には、専用の入れ物があったほうが断然キレイに片付きます。

写真やネガフィルムの保管状態をよくするためにも、ぜひ取り入れてみてください。

写真アルバムとネガアルバムを使う

写真を収納するためのアルバムとネガフィルムを保管するためのアルバムは、それぞれ専用のものがあります。それぞれの特徴がありますので、収納したいものに合わせて選びましょう。

写真アルバム

一概に写真アルバムといっても、いろいろな種類が販売されています。写真の入る枚数や収納後の見た目が違ってきますので、まずはどんなタイプが適正かを決めていきます。

種類としては、ひとつずつ入れていくポケットタイプや自由にレイアウトできるラミネートタイプなどがあります。自分が、整理するときに入れやすいアルバムを選ぶとよいでしょう。

アルバムの綴じ具にも種類があります。枚数が決まっているBOOKタイプや、あとで枚数を追加することができるリングタイプもありますのでそちらも考慮したうえで購入しましょう。

ネガアルバム

ネガアルバムとは、返却されたネガフィルムを保管する専用のアルバムのことです。ポケットが細長い形になっていて、ネガフィルムが動いてしまわないような構造になっています。

撮影場所や日付が書き込めるようになっているものもあるので、あとで見返した時に一目でいつの写真か判断することができます。

昨今ではフィルムカメラの需要も増えていますので、お使いの方は現在のネガフィルムと混合で整理することもできます。

BOXに収納する

アルバムに一枚ずつ収納するのが面倒、という人は写真保管用のBOXもおすすめ。中に細かめの仕切りがついているものを選べば、しわけした順でしまっていくこともできます。

仕切りに、付箋などの目印をつけておくとどんな写真が入っているのか見わけやすくなります。もともと付箋機能アついているBOXもあるのでチェックしてみましょう。

保管場所にも注意

写真、ネガフィルム共に一番注意したいのが保管する場所です。せっかくキレイに整理をしても、保管場所の環境が悪いと劣化の原因になります。

理想的なのは、湿気がなく直射日光の当たらない場所です。湿気があるとカビの原因になりますし、直射日光が当たると写真もネガフィルムも色が褪せてしまいます。

アルバムやBOXを購入するときに、収納場所に困らないように事前に大きさや場所を確認しておきましょう。

最新のデジタル化ですっきり

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自宅でデジタル化

一見難しそうなデジタル化ですが、意外にも自宅で簡単に挑戦することができます。現像済みの写真をデジタル化をするには、スマートフォンのアプリが一番手軽です。

枚数が多い場合は、写真をスキャンするだけでデジタル化してくれる専用の機械を使うと作業が簡単です。

ネガフィルムのデータ化も、アプリでできることがありますが鮮明に映し出すには専用の機械があるとよいでしょう。機械の値段やスキャンの質は様々なので保管したいクオリティに応じて吟味しましょう。

大量にスキャンするものがあるとかなり根気のいる作業にはなります。しかし、特にネガフィルムはカラーでデジタル化したときの楽しみが大きいのでおすすめです。

お店でデジタル化

「自宅でデジタル化をするのは手間がかかる」「どんな機械を買ったらよいのかわからない」という方にはお店でのデジタル化がおすすめ。

お店への持ち込みでも可能ですが、インターネットでの申し込みが可能なところも増えています。大量の写真やネガフィルムもディスクになって戻ってくるので、場所を取らず整理したいという方に最適です。

データ化したものをスマートフォンで閲覧できるようなサービスもあるので、手元ですぐに思い出を振り返ることができます。

データをアルバムに

デジタル化したデータを、厳選して自分でフォトブック風のアルバムにすることもできます。形になって手元に残るので、すっきりさせたいけれどデータだけでは物足りないという方はぜひつくってみてください。

特に思い出深いシーンを詰め込んだものを作って、素敵なインテリアにしてみましょう。

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昔の思い出を新しいかたちに

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時間の経過した写真やネガフィルムは、そのままにしておくとどうしても劣化してしまったり年月がバラバラになってしまったり。また、量がたくさんあると写真の整理はかなり根気のいる作業になります。

しかし、改めて新しい場所に整理すれば今までの思い出を新しい気持ちで振り返ることができるようになります。片付けをしていてそんな写真やネガフィルムを見つけたら、ぜひ今回の記事を参考に整理してみてください。

この記事を書いた人
ライター 大室さゆり
  1. ライター 大室さゆり

ライターとして活動しながら、男の子の子育てをしています。 ママと子どもの日常を撮影させていただく機会を提供するため、思案中。