結婚式や七五三など、プロのカメラマンに撮影してもらった写真がたくさんありすぎて、いざアルバムやフォトブックをつくろうと思ったときに困ったことはありませんか?たくさんの写真の中からまとめる写真を選んでいく作業は楽しくもありますが、納品データが500枚を超えることもあるので、
「枚数が多すぎて選びきれない…」
「どう整理しておけばおしゃれなアルバムがつくれるかわからない…」
といつの間にかギブアップしてしまいそうになりますよね。そこで、今回はそんな大変な写真選びを、少しでもラクに時短できる5つのコツをご紹介します。もちろん、自分で撮った写真選びにも応用できますよ。
[講師]Tolanca(トランカ)編集部
【コツ①】シーン別で整理して写真選びをラクに
まずは、納品されたデータを各シーンごとにフォルダ分けしていきましょう。画像を見れば、どんなシーンなのかはわかりますが、フォルダを活用するとよりわかりやすくなります。
例えば、結婚式の写真なら「身支度・挙式前・挙式中・披露宴(パーティー)・お見送り」などに分けていけば、一つのシーンにどれだけの枚数があるのか一目瞭然。
どのシーンにも当てはまらず、フォルダにうまく分けられない写真は、風景や建物、ゲストなど、カテゴリで分けてもOKです。
セレクト外にするときも「シーン除外」フォルダを活用!
シーンやカテゴリから除外した画像、ゴミ箱に捨てようとしているあなた、ちょっと待って!除外した画像のなかに後から復活させたくなる素敵な写真があることも。そんなときもフォルダ活用です。捨てずに「シーン除外」フォルダをつくって残しておけば、後々の振り返りも楽になります。
【コツ②】最初は直感でOK!不要な写真を削除しよう
シーンごとのフォルダ分けが終わったら、実際に選んでいきましょう!まずは、不要な写真を削除しましょう。プロが撮った写真なら、目をつぶっていたり、ピンぼけやブレた写真は限りなく少ないと思いますが、各シーンフォルダの中に、さらに「除外」フォルダを作成して、いらないなあ…と思う画像をどんどん入れていきます。
好みではない、表情や仕草がイマイチというように、あなたの直観でOK。どっちかな〜と迷ったらとりあえず残しておいて大丈夫です。
お気に入り画像には★マークで目印!
チェックしていく中で、「この画像ステキ!」「これは絶対使いたい!」という特にお気に入りの写真もあるでしょう。そんなときはファイル名に★マークで目印を。フォルダ内で一覧で見たときの目印になり、画像を確定させるときに役立ちます。
【コツ③】人物写真はこんなポイントでセレクト
アルバムにまとめるときのコンセプトや好みによっても変わってくると思いますが、人物写真を選ぶときのひとつの基準は次の通り。迷った!どれを選んだらいいのかわからない!というときには参考にしてください。
人物の写真を選ぶときのポイント
・ゲストが目をつぶっている写真は除外候補!人数が多い集合写真などは後ろの人までしっかりチェック
・笑顔の写真を選びがちですが、真剣な表情や泣き顔、少しふざけた表情など、表情のバリエーションは豊富にあったほうが◎
のちにまとめる際に、ストーリーの緩急がつけやすくなります
・明るく、目がキレイに写っている写真はインパクトがあっておすすめ!
・寄り引きや目線有り無しなど、同じシーンの中でも変化のある画像は複数枚選んでOK
【コツ④】小物やアイテム、風景のカットも選んでアクセントに!
結婚式や七五三には少ない風景や小物の写真ですが、事前にオーダーしたり、なかにはカメラマンが記念に撮影してくれていたりすることもあります。フォトブックやアルバムをつくる際、人物だけでなく小物やアイテム、風景のカットを入れるとアクセントになるので、あとから見たらきっとステキな思い出のひとつになりますよ。
そんな風景や小物の写真選びの基準はこちら!
小物の写真選びの基準
・人物と同様、ブレ、ピンボケは除外候補!ピントはどこがメインかでよ〜く確認してくださいね
・物をより強調させるなら、周辺がボケているものを
風景の写真選びの基準
・該当の風景は何がメインなのかを考えて、その部分にピントが合っているかチェック!
・つくりたい雰囲気によって異なりますが、より色鮮やかな印象を受ける写真はおすすめ!
グレーっぽいくすんだ印象を受けるものは、暗い印象になってしまうので要注意です
【コツ⑤】迷ったときは、拡大して比較を!
同じような写真が複数あって、どれもステキだけど決めきれない…。でも選べるのは1枚だけ。
そんなときは、デスクトップ画面に大きく表示して見比べるのが◎。
そのときの判断基準は、前項のコツ③④をご参考にどうぞ。
デスクトップ画面に表示するときはココにご注意!
・それぞれの画像が重なって見えていない箇所がないかチェック!表示も全体が見えているようにするのがおすすめ
・フォトブック用に選ぶときは、表示の拡大縮小で実際にあてはめたいサイズにトリミングし、イメージすると使いやすい写真が選べます。のちにまとめる際に、ストーリーの緩急がつけやすくなります
いかがでしたか?写真選びって楽しいけれど、手間はかかるのでついつい投げだしちゃいたくなりますよね。そんなときは今回の写真選びのコツをぜひ参考にして、素敵な思い出づくりのひとつにしてくださいね!