0歳の赤ちゃん写真を楽しく撮影する方法【生後7か月〜12か月編】

0歳の赤ちゃん写真を楽しく撮影する方法【生後7か月〜12か月編】写真の撮り方

0歳後半の赤ちゃんは、ハイハイからつかまり立ち、早い子では歩き出す子もいるように、どんどん視野が広がっていきます。そして、視野の広がりに合わせて、赤ちゃん自身の表情も増えていきます。
そこで今回は、そんな0歳の赤ちゃんの豊かな表情を撮影する方法をご紹介します。1歳に向かう貴重な時間をぜひ写真に残してくださいね。

0歳の赤ちゃんの写真撮影方法は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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[講師]フォトグラファー aimi

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毎日が記念日!0歳の赤ちゃん写真の撮り方

毎日が記念日!0歳の赤ちゃん写真の撮り方

はじめて見る表情、昨日はできなかったはずの動きなど、0歳の赤ちゃんが見せてくれる成長は目まぐるしく、毎日が記念日です。そんな赤ちゃんの様子を余すことなく写真に残したい!そう考えている方のために、0歳後半の赤ちゃんの写真撮影のポイントをご紹介します。

生後7か月〜12か月の赤ちゃんの撮影

生後7か月〜12か月頃の赤ちゃんは、身体的にも精神的にも急成長が見られる時期です。おもしろい動きやかわいい表情など、今まで以上に動きのある写真が撮れます。また、ママも子育てに慣れてきて、撮影がしやすくなる時期だと思います。

ただし、この頃の赤ちゃんは、気になるものを見つければなんとか体を動かして触ろうとしたり、口に入れてみたり。これまでに比べて動きが大きく、速くなります。写真撮影をする際は、まず安全面の確保から行うようにしましょう。

おすすめのカメラ設定・撮影場所

赤ちゃんの撮影をする際のポイントは、事前に撮影場所を決め、それにあわせたカメラの設定を行っておくことです。どういった写真が撮りたいかあらかじめイメージをして、それに合わせた設定を行いましょう。

おすすめは、シャッタースピードは速め、絞りは開いた設定です。シャッタースピードを速めることで、赤ちゃんの一瞬の表情をしっかり捉えることができ、絞りを開くことでボケをつくり柔らかいイメージの写真に仕上がりますよ。

また、撮影場所は優しい光が入る場所で行いましょう。例えば、屋内であれば薄手のカーテンごしの光が入る窓際がおすすめです。屋外であれば、光を被写体に対して少し逆光ぎみに入れることで、優しい光として写すことができます。

生後7か月〜8か月の赤ちゃんの写真撮影

生後7か月〜8か月の赤ちゃんの写真撮影

ここからは、月齢ごとにわけておすすめの赤ちゃん写真の撮影方法をご紹介していきます。赤ちゃんの成長には個人差があるため、目安として参考にしてくださいね。

生後7か月〜8か月頃の赤ちゃんの特徴

生後7か月〜8か月頃の赤ちゃんは、早い子はハイハイを始めます。動きがどんどん活発になり、さまざまなものに興味を示す時期です。また、人の把握ができるようになってくるため、人見知りをする子もいます。

1日の生活リズムが安定するため、撮影のチャンスも増える時期です。ごきげんな時間を使って撮影してみましょう。

赤ちゃん目線のかわいい写真を撮影しよう

この時期におすすめなのは、カメラを低い位置で捉えて赤ちゃん目線で撮影を行うことです。ずりばいやハイハイを行う赤ちゃんの目線は、大人の目線とは大きく異なります。赤ちゃんの目線に合わせてカメラをかまえることで、思った以上にダイナミックな写真が撮れますよ。

生後9か月〜10か月の赤ちゃんの写真撮影

生後9か月〜10か月の赤ちゃんの写真撮影

次は、生後9か月〜10か月の赤ちゃん写真の撮影方法をご紹介します。お子さまの成長に合わせて、無理なく撮影をしましょう。

生後9か月〜10か月頃の赤ちゃんの特徴

生後9か月〜10か月頃の赤ちゃんは、足の力が強くなり、伝い歩きをする子も出てきます。目線が一変するためさらに興味が増え、目的のものに向かって自分で近づいていくようになります。また、手づかみで食事ができるようになり、食べ物の好き嫌いも出てくる時期です。表情が一段と増えるので、バラエティ豊かな写真が撮れますよ。

「好きなもの」と一緒に撮影しよう

好きなもの、好きな食べ物など、その子なりの個性が強く出てくる時期です。お気に入りのものと一緒に写真を撮ると、思い出に残る写真になりますよ。

例えば、お気に入りのおもちゃで遊んでいる時の真剣な目、大好きな食べ物を手づかみで口に運ぶ瞬間など、この時にしか撮れない表情をしている時がシャッターチャンスです。あまり話しかけないようにして、そっと写真を撮りましょう。この時期を象徴するような「何気ない日常の一コマ」が撮れますよ。

生後11か月〜12か月の赤ちゃんの写真撮影

生後11か月〜12か月の赤ちゃんの写真撮影

次は、生後11か月〜12か月の赤ちゃん写真の撮影方法をご紹介します。1歳のバースデーを目前に、さらにいろんな表情を見せてくれる赤ちゃんを、楽しく撮影しましょう。

生後11か月〜12か月頃の赤ちゃんの特徴

1歳のバースデーを迎える直前の赤ちゃんは、伝い歩きやつかまり立ちをする子が出てきます。また、早い子はひとり歩きをする子も。日々できることが増えていき着実に成長していく姿は、家族や周りにいる人にとっても感動的ですよね。

昨日できなかったことが、今日できるようになった、そんな日々が続くので、カメラは取り出しやすいところに置いておくことをおすすめします。記念の一瞬をしっかりとらえることができますよ。

お祝いの撮影をしよう

伝い歩きができるようになった時、ひとりで歩けるようになった時、1歳のお誕生日など、節目のお祝いを写真に撮りましょう。

お祝いの撮影におすすめなのは、お部屋に簡易の撮影ブースをつくることです。お祝いを象徴するような小物やガーランドを用意して、撮影してみましょう。ポイントは、広めの窓のそばで撮影することです。光が顔の斜め前から入るようにブースをつくりましょう。自然光をうまく利用することで、本格的なスタジオのような写真が撮れますよ。

0歳の赤ちゃんだからこそ撮れる写真を残そう

0歳の赤ちゃんだからこそ撮れる写真を残そう

今回は、0歳の赤ちゃん写真の撮影方法をご紹介しました。たくましく成長していくお子さまの姿を、「できるようになったこと」に着目して撮影してみましょう。昨日までできなかったのに今日できること、そんな小さな成長に気づけることが、カメラライフをさらに充実させてくれますよ。

この記事を書いた人
フォトグラファー aimi
  1. フォトグラファー aimi

「何気なく見過ごしてしまうような一瞬を、一生の思い出に変えてくれるもの」それが写真です。あなたのカメラライフがさらに充実するよう、お手伝いができたら幸いです。
活動歴:フォトスタジオにてカメラマンとして4年間の活動後、フリーカメラマンへ。現在は「デザイン×フォト」をテーマとした作品づくりやニューボーンフォトカメラマンとして活動中。