家族の自然な姿が撮影できる「出張撮影」は、ここ最近どんどん人気になってきていますね。
この記事では、7月の出張撮影でおすすめの撮影スポットを夏の撮影だからこそ試してみたい撮影アイデアと併せてご紹介します。
7月のロケーション撮影は暑さ対策が必須!プロ目線で準備しておくと安心なアイテムや暑さ対策も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
[講師]フリーカメラマン honami
7月の出張撮影でおすすめのスポット
まずは早速、7月の出張撮影でおすすめの撮影スポットをご紹介します。
海
夏らしい写真が撮れる「海」は7月の出張撮影でおすすめのスポットです。
7月後半にもなると場所によっては混むので、周囲を気にせずゆっくりと撮影したい方は、7月前半に撮影すると良いでしょう。
晴れの日に撮影すれば、海がキラキラした写真が撮れます。
また、砂浜に簡単なフォトブースを設置したり夏らしい小物を準備して一緒に撮影してもおしゃれでかわいらしい写真が撮れますよ。
- カラフルな風船(ヘリウムガスで浮かばせるのがGOOD!)
- ひまわりの造花
- イニシャルオブジェ
ひまわり畑
この時期にお花を一緒に撮りたいときには「ひまわり畑」での撮影がおすすめです。
ただし、あまりにも暑いとひまわりも枯れてしまったりクタッとなってしまったり…と状態が悪いこともあるので、あらかじめひまわりの開花状況を確認してから撮影スケジュールを立てましょう。
芝生や緑がきれいな公園
芝生広場のある公園や、緑のきれいな公園での撮影も良いですよ。
緑のきれいな公園では、夏ならではのキラキラふんわりとした緑の写真が撮れたり、木漏れ日のきれいな写真が撮れます。
公園で撮影する場合は、暑さ対策のために芝生広場のみの公園よりも、適度に木陰のあるスポットを選びましょう。
緑を背景に、ひまわりの造花を持って撮影するのもおすすめです。
おうち撮影
カメラマンを自宅に招いて、おうちでの撮影も良いですよ。
おうちでの撮影でも、庭がある場合はこのあと紹介する撮影アイデアを取り入れてみると、おうちで撮影しながらも非日常の雰囲気が味わえます。
場所見知りや人見知りが激しい子、暑さが苦手な子は屋外での撮影よりも、リラックスして撮影が楽しめますよ。
7月の出張撮影でおすすめの撮影アイデア
海や緑のきれいな公園、おうちでの撮影では、いろいろなアイテムを使った撮影を試してみるのもおすすめです。試してみたい場合は、カメラマンとの打ち合わせの際に事前にやりたいことを伝えておきましょう。
ペイント撮影
ペイント撮影とはどんな撮影?
ペイント撮影とは、絵の具やペンキを使ってお絵描きしている姿を撮影すること。
白い衣装を着て服をペイントしたり、大きな布にお絵描きします。
ペイント撮影をする際の注意点
公園や海など、施設によってはペイント撮影が難しい場合もあります。
撮影時のトラブルを防ぐために、撮影を希望する場所を管理する施設へ事前にペイント撮影ができるか確認しておきましょう。
ペイント撮影でおすすめのアイテム
出張撮影では撮影で使うアイテムは基本的に、自分たちで準備する必要があります。
- 汚れても良い服(白い無地のTシャツ+デニムのリンクコーデがおすすめ)
- 絵を描く用のキャンバス(白い布など)
- 絵の具や筆 など
思いっきり汚れることが多いので、撮影後の着替えも忘れずに準備しましょう。
シャボン玉撮影
シャボン玉撮影とはどんな撮影?
シャボン玉撮影とは、シャボン玉を楽しんでいる姿を撮影すること。
いつものシャボン玉ではなく、大きなシャボン玉やたくさんのシャボン玉を作って思いっきり遊んでいる姿を撮影します。
晴れの日に撮影するとキラキラなシャボン玉が撮れますよ。
シャボン玉撮影をする際の注意点
大きなシャボン玉やたくさんのシャボン玉を作って撮影したいときには、市販のシャボン玉よりも手作りのシャボン玉液の方が割れにくいのでおすすめです。
すぐに使い切ってしまうので、多めに準備しておきましょう。
- 台所用洗剤(界面活性剤が40%程度)
- 洗濯のり(PVAが含まれているもの)
- 水
この3つを「1:5:10(台所用洗剤:洗濯のり:水)」の割合で混ぜ合わせたら作れます。
シャボン玉撮影でおすすめのアイテム
シャボン玉撮影をするときには、
- シャボン玉液(多めに準備すること)
- シャボン玉液を入れるバケツ
- シャボン玉をつくる
- 道具
があると良いです。
シャボン玉をつくる道具を身近にあるアイテムで代用したい方は、骨組みのみのうちわがおすすめです。
年齢の低い子どもたちでもたくさんのシャボン玉が手軽に作れますよ。
水遊び撮影
水遊び撮影がおすすめな理由
夏の定番「水遊び」も、撮影に取り入れることができます。
海や自宅のプールで遊んでいる姿だけでなく、公園で水鉄砲や水風船を使って遊んでいる姿を撮影してもらうのもおすすめです。
暑さをしのぐこともできるので、暑さ対策にもなりますよ。
水遊び撮影の注意点
カメラマンの持っている機材に水がかかってしまわないように、配慮しましょう。
事前に撮影で水遊びを取り入れたいことを伝えておくことが大切です。
水遊び撮影で使えるおすすめのアイテム
水遊び撮影では以下のアイテムを準備しておくと遊びの幅が広がり、より水遊び撮影が楽しめます。
- 水風船
- 水鉄砲
- カラフルなバケツ
- ビーチボール
デザインはできるだけシンプルで、色味はカラフルなアイテムを準備すると写真映えしますよ。
自宅のビニールプールで撮影したい場合は、小さなアヒルをたくさん浮かべてもかわいいです。
7月の出張撮影で気をつけておきたいこと
暑さや雨が心配になる7月の出張撮影では、暑さと雨の対策が欠かせません。
ここからは、7月に出張撮影を依頼する際に気をつけておきたいことをカメラマン目線でご紹介します。
暑さ対策
7月ともなると屋外は日差しが強く、暑さ対策なしでの撮影は子どもも保護者も負担になってしまいます。そのため、しっかりとした暑さ対策を行った上で撮影しましょう。
撮影時間は朝早くor夕方
夏の撮影は1日の中でも比較的気温の低い、
- 朝早い時間帯(9時ごろ)
- 夕方
に撮影するのがおすすめです。
少しでも暑さの落ち着いている時間帯に撮影することで、身体への負担も軽くなります。
ちなみに、朝早い時間帯や夕方は日中に比べて柔らかい光が差し掛かります。
そのため、晴れていればふんわりキラキラな写真が撮りやすいんですよ。
こまめに水分補給する
水分補給は、子どもの分だけでなく保護者の分も忘れずに準備しましょう。
持ち歩く荷物に余裕があれば、人数分よりも少し多めに持っていくと安心です。
保冷剤や手持ち扇風機を持参する
暑さしのぎのために、小さめの保冷剤や手持ち扇風機があると便利です。
子どもが暑さでぐずってしまった場合も、保冷剤を首周りや額に当てて冷やしてあげたり、手持ち扇風機の風を当ててあげると気分が変わって、機嫌が良くなることもありますよ。
保冷剤を持っていく際には、保冷剤を包めるタオルも忘れずに準備しましょう。
梅雨明け前は雨天時の対策も
7月前半ですと、場合によっては梅雨明け前で雨が続くこともあります。
もし、梅雨明け前に撮影を依頼する場合は、万が一撮影当日に雨が降ってしまったときにどうするのか、考えておくと安心です。
雨対策として、具体的に以下のことをカメラマンに相談しておくと良いでしょう。
- 雨天の場合は撮影延期か、場所を変えて撮影するか
- 途中で雨が降りそうなときには何を準備すれば良いのか
こちらの記事でも雨天の場合の対策を詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
7月は暑さ対策をしながら出張撮影を楽しもう
7月の撮影はロケーションの良いところで撮影するだけでなく、暑さを活かして水遊びやシャボン玉、ペイントなど、遊びを取り入れながら撮影を楽しむと良いでしょう。
写真映えはもちろん、子どもも大人も思いっきり楽しんでいる姿を映し出した写真は、家族の一生の思い出になりますよ。
季節柄、暑さや雨など心配事もありますが、上手に対策することで身体への負担も最小限にできます。
ぜひ、7月に出張撮影の依頼を考えている方は参考にしてみてください。
また、出張撮影についてはこちらの記事で詳しく解説しております。
出張撮影って何?具体的にどんなことをするの?と気になる方は、こちらの記事も見てみてくださいね。