夏休みに子どもと行きたい!関東地方でおすすめの撮影スポット

フォトライフ

「今年の夏休みにはどこへ出かけよう?」と迷われている方も多いでしょう。そんな中でも、カメラが趣味のママさんの中には、子どもが楽しむだけでなく、写真も撮れるスポットへ出かけたい!という方もいるのではないでしょうか?

この記事ではそんなカメラママにおすすめの関東地方でおすすめの撮影スポットをご紹介します。具体的な撮影スポットの紹介だけでなく、上手く撮影するポイントも併せて解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

[講師]フリーカメラマン honami

スポンサーリンク

夏休みにおすすめの撮影スポット1 | 海

海での撮影は、白い砂浜やキラキラ輝く海を背景に「映え写真」を撮るだけでなく、子どもたちが思いっきり遊んでいる姿も撮れます。映え写真が撮りたいときには、小物を使っての撮影もおすすめですよ。

海を背景にして上手く撮るコツは?

海を背景にして上手に撮影するポイントは「寄り」と「引き」のバランスを取ること。
表情メインの寄り写真、美しい海に溶け込んでいるような世界観のある引き写真など、いろいろな距離感で撮影することで、バリエーション豊富な海の写真が撮影できますよ。

寄り写真を撮るポイント

表情をメインとした寄りの写真を撮影したいときには、子どもに思いっきり近づいて撮影しましょう。このとき、子どもと同じ高さでカメラを構えることがポイント!

引き写真を撮るポイント

世界観のある引き写真を撮りたいときには、背景に不要なものが写り込まないように整理しながら撮影することがポイントです。

どうしても人の写り込みが避けられない場合は、編集で写り込みを除去しても良いでしょう。
また、背景のどこに被写体を配置するとバランスが取れるか、構図の配置にも気をつけてくださいね。

「水中カメラ」を使ってみるのもおすすめ!

海での撮影では「水中カメラ」を使ってみてもOKです。

水中カメラは水に濡れることを気にしなくても良いので、泳いでいる子どもの姿も撮影できます。カメラが壊れることが心配な方でも、安心して水の中で撮影できますよ。

 東京屈指の絶景ビーチ<前浜海岸>東京都

<前浜海岸>東京都神津島村

関東から手軽に行ける絶景ビーチとして近年人気のスポットです。真っ白な海岸が1kmほど続き、エメラルドグリーンの海が写真映えする海岸です。前浜海岸は神津島の西側に位置するため、水平線に沈む夕日が眺められるのも魅力のひとつ!

東京都からは高速ジェットで約3時間45分、飛行機だと調布飛行場より約45分で行けます。海岸の徒歩圏内に民泊、そのほか島にはガラス吹き体験ができたり、温泉があったりするので、泊まりで行くのがおすすめです。

前浜海岸 | 神津島観光ガイド公式WEB | 神津島観光協会
https://kozushima.com/sightseeing/maehamabeach
※営業時間や定休日などは最新の情報ではない可能性があります。最新の情報は公式のページを必ずご確認ください。

夏休みにおすすめの撮影スポット2 | 風鈴×浴衣で世界観のある写真を

夏の風物詩「風鈴」と一緒に撮影するのもおすすめです。たくさんの風鈴が飾られたスポットでの撮影は、見た目はもちろん、風鈴の音色にも癒されることでしょう。

「どの色(柄)の風鈴が好きかな?」などと子どもに問いかけながらシャッターを切ると、暑さの中でも親子で楽しい撮影タイムが過ごせますよ。

風鈴と子どもを上手く撮るコツは?

風鈴スポットで子どもを撮影するときには、世界観を合わせることが大切です。ここでは、風鈴と子どもを上手に撮影するポイントを解説します。

衣装を気にしてみる

非日常の雰囲気が楽しめる風鈴スポットでは、風鈴に合わせて浴衣を着せて撮影するのがおすすめです。衣装の雰囲気を合わせることで、統一感のある華やかな写真が撮れますよ。

ちなみに浴衣以外ですと、黒いシンプルなワンピースや、セットアップで視線誘導させても良いでしょう。

水平垂直を意識する

色とりどりの風鈴は均等に並べられているため、水平垂直を整えて撮影することが大切です。
なぜなら、水平垂直を整えなければバランスが悪く、不安定な写真に仕上がってしまうから。

水平垂直を取るために、カメラのモニター内にグリッド線を表示すると良いですよ。

 無数の風鈴に癒されながら撮影!<川越氷川神社>埼玉県

<川越氷川神社>埼玉県川越市

「縁むすび風鈴」と言われ、毎年7月上旬〜9月上旬あたりまでたくさんの江戸風鈴が飾られています。期間中は境内に色とりどりの風鈴が約1500個も飾られているので、とても華やかですよ。

中でも「風鈴回廊」という風鈴のトンネルが写真映えするスポットとして大人気!夜にはライトアップされ、神秘的で美しい「光る川」も見応えがあります。

川越氷川神社
(令和4年度の縁むすび風鈴は7/2〜9/4まで)
https://enmusubi-fuurin.studio.site/
開催時間:午前9時〜午後8時まで
(お守り、おみくじなどの授与業務は平日は午後7時、土日祝は午後7時30分をもって終了)
川越駅からバスにて「川越氷川神社」で下車。徒歩0分
※営業時間や定休日などは最新の情報ではない可能性があります。最新の情報は公式のページを必ずご確認ください。

夏休みにおすすめの撮影スポット3 | 涼しい場所で水族館の動物に癒されよう

この時期に動物と子どもの2ショットを撮りたいときには、水族館がぴったりです。実際に餌やりやふれあいタイムなど、体験プログラムが充実している施設もあります。

水槽の中にいる生き物をじっと見ている姿や、実際に動物とふれあっているシーンはまさにシャッターチャンス!暗い屋内での撮影は少し難易度が高いですが、水槽の光を活かしたりシルエット撮影に挑戦したりするのもおすすめです。

水族館×子どもを上手に撮影するコツは?

水族館で子どもを上手に撮影するには、カメラの設定値や光の使い方にコツがあります。

水族館の撮影に適した設定値は?

水族館で撮影するときには、ホワイトバランス(HB)を「電球」に設定しましょう。
露出(F値)は明るめに、できる限りF値の低い単焦点レンズを選ぶのがおすすめです。

水槽の光を活用しよう

薄暗い水族館の中で子どもの表情をしっかりと撮影したいときには、水槽の光を利用しましょう。
明るい水槽の前で撮影すると、ふんわりとした写真が撮れますよ。

シルエット撮影に挑戦! 

フォトジェニックな写真を撮りたい場合は、シルエット撮影に挑戦してみましょう!

シルエット写真は、被写体が暗く写るように水槽の明るさに合わせてカメラの設定値を調節して撮影します。できる限り被写体から離れて、引きの構図で撮影するのが上手く撮影するポイントですよ。

関東地方でおすすめの水族館
葛西臨海水族園(東京都)
サンシャイン水族館(東京都)
すみだ水族館(東京都)
しながわ水族館(東京都)
マクセル アクアパーク品川(東京都)
鴨川シーワールド(千葉県)
八景島シーワールド(神奈川県
新江ノ島水族館(神奈川県)

夏休みにおすすめの撮影スポット4 | 大人も子どもも楽しめる美術館

涼しい室内でまったり過ごせる美術館も夏休みにおすすめの撮影スポット。最近では、子どもも楽しめるような体験型美術館や、室内遊び場のような、遊ぶスペースが充実している施設もあります。

室内で遊んでいる子どもを撮影するコツは?

全力で遊んでいるときには、子どもの「楽しい!」という感情をありのままに撮影したいですよね。ここでは、室内で遊んでいるところや体験プログラムに参加しているところを撮影するコツを解説します。

カメラ目線は狙わず「自然な姿」を撮影しよう

カメラに向かってポーズを取ってもらうよりも、遊びに集中している姿を撮影してあげましょう。
あえて声をかけずに撮影することで、自然体な姿が撮れます。さらに、全力で楽しんでいる姿はナチュラルな笑顔が引き出しやすいんです。

もちろん、ブレたりボケたりしてもOK!普段は失敗した……と思うような写真でも、表情が良ければ素敵な思い出になりますよ。

体験中は手元や作品も撮っておこう

ワークショップのような体験プログラムに参加するときには、子どもの表情だけでなく、手元や作品を被写体にした写真を撮ってみましょう。

作る過程から完成まで一つずつの工程を撮影すると、後で写真を見返したときに物語のように仕上がって面白いですよ。

ここでしか体験できない遊びが楽しめる<PLAY!PARK>東京都

<PLAY!PARK>東京都立川市

子どもから大人まで楽しめる美術館と、「未知との出会い」が合言葉の屋内広場が併設された親子で楽しめる複合文化施設です。

定期的に入れ替えられる大型遊具をはじめ、手作りの楽器や本物のグランドピアノを自由に演奏できたり0〜2歳の小さな子ども向けのエリアがあったりと、天候を気にせずにいろいろな遊びが楽しめます。

とてもおしゃれな空間なのでどこを切り取っても写真映えするところもカメラママにとって嬉しいポイント!毎日ワークショップが開かれたり、土日は特別イベントも開催されていますよ。

PLAY!PARK(プレイパーク)
https://play2020.jp/
開館時間(PARK):平日10:00-17:00(入場は16:00まで)休日10:00-18:00(入場は17:00まで)
(MUSEUM):4月23日-10月2日:10:00-18:00(1時間毎の日時指定制)
入場料(1日券):大人(平日)1,100円(休日)1,100円
3-12歳(平日)2,200円(休日)2,500円
3歳未満(平日)1,700円(休日)2,000円
※6ヶ月未満は無料。立川割、15時半以降〜の夕方券の販売も有。詳しくは公式HPをご確認ください。
※営業時間や定休日などは最新の情報ではない可能性があります。最新の情報は公式のページを必ずご確認ください。

夏休みの思い出を写真に残そう

関東地方でおすすめの撮影スポットをご紹介しましたが、気になるスポットは見つかりましたか?

夏休みは親子で過ごす時間が増えるからこそ、普段はなかなか行く機会のなかったスポットや施設にお出かけしてみても良いかもしれません。親子で楽しい時間を共有しながら写真を撮っていくことで、大切な思い出が鮮明に残るでしょう。

ぜひ夏休みにはいろいろなスポットへ出かけて、写真撮影を楽しんでみてくださいね。

この記事を書いた人
フリーカメラマン honami
  1. フリーカメラマン honami

    • Instagram

「見返したときにほっこりと温かい気持ちになれるような写真」を提供します。はじめての方でも安心できるように、遊びの延長で撮影を感じさせないような雰囲気の中でリラックスしていただける空間づくりにこだわっています。 活動歴:出産を機に一眼レフカメラを購入後、カメラの魅力にどっぷりハマる。子育ての傍ら、カメラマンの勉強し、カメラマンとして活動をはじめる。現在は、家族写真を専門にした出張カメラマンとして活動中。